美白・美肌になるための心がけ
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黒ずみ・色素沈着を徹底ケアしよう!
・肌の新陳代謝を上げることも必要です
色素沈着や黒ずみが起きてしまうのは、ターンオーバー(お肌の生まれ変わり)が遅れているのも原因の一つ。
肌の新陳代謝を上げるとターンオーバーが正常に働くようになり、メラニン色素を自然と外へ排出してくれます。
新陳代謝を上げるには、睡眠をしっかりとり、バランスの良い食事がキーポイント。
・特に注目の栄養素はこちらです!
○ビタミンC…今ある色素沈着を撃退 パプリカ・キウイなど
○ビタミンB…新陳代謝を活性化させ、肌の免疫力を高める 卵・納豆など
○ビタミンA…メラニン色素の生成を抑制 レバー、チーズなど
○ビタミンE…抗酸化作用による活性酸素の撃退、メラニン生成を抑制 アーモンド、たらこなど
毎日の食事で心がけたり、サプリメントを利用するのもいいですよね。
いかがでしたでしょうか?色素沈着・黒ずみを治す方法を実践して、美肌・美脚を目指しましょう。
黒ずみができにくい肌作りをめざして!
腸内環境を整えることと美肌についての密接な関係について、体の内側からも美肌は作られるのです。
腸内環境と肌の関係
吹き出物、シミ、シワ、くすみのないツルツルの肌は女性の永遠のテーマですよね。最近よく耳にする「腸内細菌」みなさんはご存知ですか?
腸内細菌は皮膚常在菌とともに、美肌にとって切っても切り離せない関係なんです。
腸内環境を善玉菌が活発な腸にすることが、美肌作りに繋がるのです。腸をキレイにすることが、美肌への近道なのです。
それではどうして腸内環境を整えて腸をキレイにすることが美肌につながるのでしょうか。
私たちの腸の中には、「腸内細菌」という小さな生き物が棲んでいて、その数は1000兆個にも及ぶと言われています。
「腸内細菌」が私たちの腸の中に生息しているのだから、腸内細菌を味方につけると最強なんです。
そして、代表的な腸内細菌は作用によって3種類に分類されます。
腸内細菌には「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌(ひよりみきん)」が存在していて、善玉菌は消化吸収の補助や免疫刺激など、健康維持や老化防止などへ影響がある菌で、代表的な菌にはビフィズス菌や乳酸菌があります。
中でも「悪玉菌」が増えてしまうと腸内環境が悪化します。
悪玉菌はからだに悪い影響を及ぼすとされ、代表的な菌にはウェルシュ菌・ブドウ球菌・大腸菌の有毒株があります。
また、日和見菌は健康な時はおとなしくしているようですが、からだが弱ったりすると腸内で悪い働きをする(日和見菌感染症の発症)菌で、代表的なものにバクテロイデス・大腸菌(無毒株)・連鎖球菌があります。
腸の中に悪玉菌が増えると、悪玉菌が作り出す毒素が血中に放出され、お肌に蓄積します。
つまり、悪玉菌が増えると、毒素が溜まるのです。
お肌に毒素が溜まると、肌のターンオーバーがうまくいかずにニキビや吹き出物、乾燥肌や脂肌、毛穴の開きなどさまざまな肌トラブルの原因になります。
・便秘は美肌の大敵
逆に、善玉菌がたくさんいる腸内では、悪玉菌が増えるのを抑えてくれるだけでなく、乳酸菌やビフィズス菌が作り出すビタミンB群や規則的なぜんどう運動で便秘知らず。腸内がキレイになるだけでなく、お肌もトラブルのない美肌に。
腸美人は肌美人。お肌がキレイな人は腸内環境も良く、そして腸内環境の良い人はお肌もキレイです。
・肌は腸内環境を知ることができるバロメーター。
腸内環境を整えるためには、まずは便秘改善から。
それだけでなく、発酵食品や食物繊維などを取り入れた食生活、適度な運動、リラックスした規則正しい生活を心掛けましょう。
美腸→美肌
腸内環境が整っている美腸なら、細胞に必要な栄養素を吸収し、体に不要な有害物質や老廃物を排出できている状態です。
血液によって全身に栄養や酸素が運ばれ、肌のターンオーバーも順調になるのです。
不腸→トラブル肌
腸内環境が悪く、ぽっこりお腹で不腸になると、腸にたまった有害物質が血管に入り、毒素が全身に運ばれ、ニキビやたるみなどの肌トラブルになってしまいます。酸素も行き届かなくなるので肌のターンオーバーが乱れてしまいます。
・「美肌菌」とは?
美肌菌こと善玉菌とは皮膚常在菌の中の「表皮ブドウ球菌」のことです。
美肌菌である表皮ブドウ球菌は、保湿力のあるグリセリン、セラミドに似た成分を作り肌の水分をしっかり守る。
さらに、抗菌ペプチドを作って、悪玉菌の増加を防ぎ肌の病原菌や活性酸素を抑えてくれる働きもあります。
この二つの作用で、炎症を抑えて肌荒れのない潤いのある肌を保ちます。
人間の皮膚全体には「皮膚常在菌(ひふじょうざいきん)」という菌が約1兆個はいるとされています。
「菌」といっても、人間の腸内に棲んでいる「善玉菌」のように、私たちの体を外的から守ってくれているありがたい存在の皮膚常在菌と言われています。
・悪い外的を撃退!肌フローラを守る
皮膚常在菌の中には、腸内にいる「悪玉菌」のように肌に悪い作用をする「肌の悪玉菌」がいて、表皮ブドウ球菌は別名「肌の善玉菌」と呼ばれており、肌の悪玉菌が増えるのを抑え、「肌フローラ」のバランスを整えてくれていると言われています。
・美肌を生む肌フローラとは?
善玉菌の活動が弱まり悪玉菌が増えすぎると、肌荒れや肌の乾燥、ニキビ悪化など肌トラブルの引き金になるとされています。
しかし、悪玉菌すべてをなくせば良いかというと、そうではありません。
「肌フローラ」のバランスが保たれることで、外から来る多種多様な病原菌などの攻撃や侵入を防いでいるとされているからです。
美肌を作る「肌フローラ」とは、肌の善玉菌である「表皮ブドウ球菌」が優位な状態を作り、それを維持すると言われています。
そんな、大切な美肌菌を減らしてしまう一番の原因とされているのは「洗顔料による洗顔」です。
洗顔料による洗顔は、汚れやアカだけでなく、肌にとって大切な皮脂や美肌菌自体も洗い流してしまうことです。
肌の善玉菌は「弱酸性」の肌を好みます。
皮脂は、善玉菌が酸を生み出し、肌を弱酸性に保つための原材料となっているので、洗顔で皮脂が減りすぎてしまうと、肌を弱酸性に保てなくなり、悪玉菌が好む「アルカリ性」の肌へと傾いてしまうことがあると言われています。
・美肌菌を育てるには?
洗顔料による洗顔は、1日1回を基本とするのが良いとされています。それは、洗顔料で流された善玉菌が、元に戻るまで12時間はかかると考えられています。38度前後のぬるま湯でフェイスラインも忘れずにしっかり洗い、すすぐことができれば、朝はぬるま湯だけでも、汚れは十分に落ちます。
夜は通常の洗顔料などによる洗顔でOK。
ただし、あまり強すぎる化粧落とし(クレンジング剤)は肌に負担がかかりますので、なるべく負担のかからないクレンジング剤を使用しましょう。
また、ポイントメイク落としなどをうまく活用して、ゴシゴシ洗いすぎないやさしい洗顔を心がけましょう。
ターンオーバーと血行の関係
皮膚の構造は外側から表皮、真皮、皮下組織の層になっています。
ターンオーバーとは、約28日以上の周期で表皮で繰り返されているしくみです。
真皮も生まれ変わりますが、その期間は表皮よりずっと長い約6年と言われています。
6年間のお手入れの積み重ねが6年後の肌を作るということになります。
・ターンオーバーのメカニズム
表皮のいちばん内側にある基底層では、細胞分裂によって毎日新しい「ケラチノサイト」が生まれます。
ケラチノサイトは、後から分裂する細胞に徐々に押し上げられて、基底層から有棘層、顆粒層を経て、角質層に到達します。
体の部位や環境、年齢などによっても異なりますが、さらに約2週間かけて角質層の表面に到達し、バリア機能を果たした後、最後は垢となって自然にはがれ落ちるというサイクルを繰り返します。
この1サイクルがターンオーバーの期間です。
・ターンオーバーは年齢、肌部位、健康状態などで個人差があります。
ターンオーバーの速度は、身体の部位、年齢、健康状態などによって異なります。
顔などの皮膚の薄い部位は早く、手や足などは遅く、顔の倍程度の期間だといわれています。
ターンオーバーの部位による違いは、皮膚の厚さや血行との関係も影響していると考えられています。
20代の健康な肌状態の場合は約28日、40代では約40日程度かかるといわれています。
年齢を重ねることによってターンオーバーのサイクルの期間が長くなることは自然なことですが、年齢を重ねるにつれ、シミが濃くなったり、傷や虫刺され痕などがなかなか消えなくなるのは、こういった仕組みがあるからなのです。
年齢に合った洗顔やケアをおこなうことが大切です。
また、ターンオーバーが早すぎる場合も肌のトラブルの原因となっています。
正常なターンオーバーが行われている健やかなお肌であれば、このメカニズムが一定のリズムで働くことにより、細胞は常に入れ替わるため、たとえば表皮に傷がついてもかさぶたになってはがれ落ち、健やかな状態が取り戻せるようになっています。
外部刺激や内部要因などでターンオーバーは早くなったり、遅くなったりするのです。
血行促進が肌の新陳代謝を整える理由とは?
・血管と皮膚の関係
肌(皮膚)の構造は、外側から「表皮」、「真皮」、「皮下組織」3層になっています。これらの皮膚にはすべて血管が通っています。
表皮の基底細胞や真皮の繊維芽細胞には「毛細血管」があり、動脈から届いた酸素、栄養素、水分、二酸化炭素を老廃物に交換して静脈へ運ぶ働きをしています。
「基底細胞」は分裂して新しいケラチノサイトを作り出す、「基底層」では紫外線から体を守る色素メラニンを合成する働きがあり、表皮の最表面にある「角質層」は、バリア機能と保湿機能という大切な役目を果たしています。
また、触覚に関係すると考えられている細胞や、免疫機能をつかさどる細胞などがあります。
・真皮の血管
真皮は全体に血管が分布し、表皮と真皮の「毛細血管」や、皮下組織にある「動脈」や「静脈」につながっています。
暑くなると拡張し、血液を多く流して体外に熱を逃がそうとし、寒くなると収縮し、表面の血液を少なくして熱が逃げるのを防ぐなど、体温を調節しています。
真皮の働きはコラーゲンや、エラスチンなどにより、皮膚を支え、その形や弾力を保っています。
血管・リンパ管や、皮脂腺・汗腺などの付属器により、体温調節や皮脂の分泌など、生理的な働きも担っています。
・皮下組織の血管
皮下組織は大部分が皮下脂肪であり、そこに「動脈」や「静脈」が通っています。
皮下脂肪を通る動脈や静脈の働きにより、栄養や酸素を運び、老廃物や二酸化炭素を回収しています。
皮下組織の役割は、大部分の皮下脂肪により、内臓や器官を守ることす。
・血流と皮膚の状態
偏食や運動不足、ストレスなどにより、血液や血管の状態が悪くなったり、睡眠不足やホルモンバランスの乱れなどで新陳代謝の機能が低下すると、ターンオーバーの働きが鈍くなります。
血液が運んできた酸素や栄養素により、細胞は生まれ変わっています。
血行不良になることで、酸素・栄養素の供給や二酸化炭素・老廃物の回収が滞るため、ターンオーバーが促進されません。
代謝をして古い細胞が生まれ変わるということはダメージを修復することでもあり、紫外線や色素沈着、ニキビなどで傷んだ皮膚を、本来の健康な肌へと戻していくことができます。
血行促進をすることで、筋肉の修復を促す栄養素の供給や疲労物質の排出により、肩や首、腰のコリ、筋肉痛などを解消することにもつながります。
まとめ
ターンオーバーと血行には深いつながりがあり、血行をよくすることがとても大切だということがわかりました。
血行を良くする為には生活習慣の見直をすること。
グリチルレチン酸ステアリルは、マメ科の多年草である甘草から抽出される油溶性の天然植物由来成分で、紫外線や摩擦などによる表皮細胞の炎症を抑える事でメラニン刺激ホルモンの活性化を抑制します。皮膚を正常な状態に整える事でターンオーバーサイクルを整えてメラニン色素の蓄積を防止します。